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得難いとは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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得難い

「得難い友人」などのように使う「得難い」という言葉。

「得難い」は、訓読みで「えがたい」と読みます。

「得難い」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「得難い」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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得難いの意味

「得難い」には次の意味があります。

手に入れることがむずかしい。貴重だ。(出典:デジタル大辞泉)

形容詞ですから、「得難き友」、「得難く有難い」のように、送り仮名を変化させます。

小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。

使い方・例文

・どこかに初々ういういしさが残っていて、得難い先生に習ったと私は思っている。
(出典:三浦綾子 『続泥流地帯 草のうた』)

・その苦労より以上の苦労をした人の一言こそ、得難き薬になるのであります。
(出典:岡本かの子『 仏教人生読本』)

・こうして正太と二人ぎりで居ることは、病院に来ては得難い機会おりであった。
(出典:島崎藤村 『家』)

・香留との結婚を、得難い大切なものとして考えている表れに違いなかった。
(出典:泡坂妻夫 『斜光』)

・これまでにもっといい場所があったが、先へ行くほどに、さらに場所は得難くなりそうであった。
(出典:森村誠一 『人間の証明』)

・しかも、彼にとって金無垢の煙管そのものは、決して得難い品ではない。
(出典:芥川竜之介 『煙管』)

・思えば得難い生を同じ時にうけ、得難い明師におれはめぐり会ったのだ。
(出典:吉川英治 『親鸞』)

・本土では既に正藍が得難くなってきましたが、この島ではまだ活々と用いられています。
(出典:柳宗悦 『手仕事の日本』)

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