定石とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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定石

「定石」などのように使う「定石」という言葉。

「定石」は、音読みで「じょうせき」と読みます。

「定石」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「定石」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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定石の意味

「定石」には次の三つの意味があります。

1 (定石)囲碁で、昔から研究されてきて最善とされる、きまった石の打ち方。
2 (定跡)将棋で、昔から研究されてきて最善とされる、きまった指し方。
3 物事をするときの、最上とされる方法・手順。(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。

定石意味①「(定石)囲碁で、昔から研究されてきて最善とされる、きまった石の打ち方。」

「定石」の一つ目の意味は「(定石)囲碁で、昔から研究されてきて最善とされる、きまった石の打ち方」です。

この「定石」は「囲碁」で使う言葉で、対局の序盤に「黒と白」どのような置き方をしたら最善か「決まった石の打ち方」があり、それをあらわしています。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・一応碁の規則やら定石は知ってはいたがこんなに複雑な状況では役に立ちそうにない。
(出典:ろくごまるに『封仙娘娘追宝録8 刃を砕く復讐者(上)』)

・そのころぼろぼろになるまで読みふけった本は碁の定石集である。
(出典:星新一『きまぐれ博物誌』)

定石の本とか手合せの本とかを見て並べているわけではなく、ただ自分の考で白と黒との石を交りばんこに紙の上に置いているのであった。
(出典:高浜虚子『子規居士と余』)

類語

・定跡(じょうせき)
意味:将棋の序盤戦における最善の駒組み,またはその正しい手順。
(出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)

王道(おうどう)
意味:物事が進むべき正当な道。(出典:デジタル大辞泉)

・最善(さいぜん)
意味:いちばんよいこと。いちばん適切なこと。(出典:デジタル大辞泉)

定石の意味②「(定跡)将棋で、昔から研究されてきて最善とされる、きまった指し方。」

「定石」の二つ目の意味は「(定跡)将棋で、昔から研究されてきて最善とされる、きまった指し方。」です。

この「定石」は「将棋」で使う言葉で、対局の序盤にどのような置き方をしたら最善か「決まった駒の打ち方」があり、それをあらわしています。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・飛車落ち定石の説明のようであったが、私の聞いたのはその終わりの五、六分間である。
(出典:野呂栄太郎『名人上手に聴く』)

・五十手も百手も、先の先までお互い読み合えるような定石を、いかにして外れないかが大事、というようだった。
(出典:冲方丁『天地明察』)

・飛車落ちの対局だからといって、飛車落ちの定石がそのまま適用されるものではない。
(出典:野呂栄太郎『名人上手に聴く』)

類語

・確実(かくじつ)
意味:たしかで、まちがいのないこと。(出典:デジタル大辞泉)

・常軌(じょうき)
意味:つねにふみ行うべき道。普通のやり方や考え方。(出典:デジタル大辞泉)

・方式(ほうしき)
意味:ある一定のやり方。定まった形式・手続き。(出典:デジタル大辞泉)

定石の意味③「物事をするときの、最上とされる方法・手順。」

「定石」の三つ目の意味は「物事をするときの、最上とされる方法・手順。」です。

この「定石」は「お決まりの」といった意味で使われます。
「定石通り」は「お決まりの通り」という意味になります。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・分解しようとすると爆発するというのは、この手の装置の定石だ。
(出典:山本弘『妖魔夜行 戦慄のミレニアム(上)』)

・そして彼は滑稽こつけいなほど、その種の男の定石通りに私に近づいて来た。
(出典:森瑤子『ドラマティック・ノート』)

・この手の騒ぎはいつか必ず破綻する時がくるのが定石だ。
(出典:支倉凍砂『狼と香辛料III』)

類語

・俗習(ぞくしゅう)
意味:世間一般のならわし。(出典:デジタル大辞泉)

・慣例(かんれい)
意味:繰り返し行われて習慣のようになった事柄。(出典:デジタル大辞泉)

・慣行(かんこう)
意味:ふだん、習慣として行うこと。(出典:デジタル大辞泉)

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