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冷血漢とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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冷血漢

「血も涙もない冷血漢」などのように使う「冷血漢」という言葉。

「冷血漢」は、音読みで「れいけつかん」と読みます。

「冷血漢」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「冷血漢」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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冷血漢の意味

「冷血漢」には次の意味があります。

温情に欠けている男。薄情な男。(出典:精選版 日本国語大辞典)

「冷血漢」を分かりやすくいうと、「あたたかで優しい心を持たない男」のことです。

小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。

使い方・例文

・あの手紙に対しては、どんな冷血漢でもはじめは腹を立てたにちがいありません。
(出典:原田義人『城』)

・しかし完全な冷血漢ではなく、最後の瞬間には彼女を安全地帯へ追い出したのだ。
(出典:ヴィンジ『最果ての銀河船団(上)』)

・断っておきますけど、わたしはそっちと違って冷血漢じゃありません。
(出典:奈須きのこ『Fate/stay night プロローグ』)

・あの男は、卑劣な冷血漢は、自分が捨てた女を私にあてがったのだ。
(出典:東野圭吾『殺人の門』)

・増岡は本来悪い男でも冷血漢でもなく、ただ不器用な男なのだろう。
(出典:京極夏彦『魍魎の匣』)

・そういう気配りができない一種、冷血漢的な側面があると思っていたからだ。
(出典:米澤穂信『古典部シリーズ4 遠まわりする雛』)

・ホットなハートの俺は冷血漢ではないが、下手な言葉はかけないことにした。
(出典:米澤穂信『古典部シリーズ4 遠まわりする雛』)

・わかってたわよ、あんたが血も涙もない冷血漢だってのは。
(出典:小野不由美『悪霊シリーズ 8 悪霊だってヘイキ!下』)

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