不協和音とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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不協和音

「不協和音が生じる」などのように使う「不協和音」という言葉。

「不協和音」は、音読みで「ふきょうわおん」と読みます。

「不協和音」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「不協和音」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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不協和音の意味

「不協和音」には次の二つの意味があります。

1 同時に響く二つ以上の音が、協和融合しない状態にある和音。
2 不調和な関係のたとえ。(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。

不協和音の意味①「同時に響く二つ以上の音が、協和融合しない状態にある和音。」

「不協和音」の一つ目の意味は「同時に響く二つ以上の音が、協和融合しない状態にある和音。」です。

音楽関係で使われる言葉です。
聞くと違和感や不安定な感じを受けます。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・突然背後で、不協和音が響き、同時に悲鳴のような唸り声のようなものが上がった。
(出典:篠田節子『カノン』)

・弥宵の声は、もう少し不協和音を混えてもいい、と思うほど透明だった。
(出典:泡坂妻夫『斜光』)

・ あらゆる音が平均律に区分されて、世界は不協和音に満たされていく。
(出典:田口ランディ『オクターヴ』)

・その笑いはAの音を基調として乾かわいた不協和音でシッタータの耳を打った。
(出典:光瀬龍『百億の昼と千億の夜』)

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類語

噪音(そうおん)
意味:振動が不規則で、振動時間がきわめて短く、音の高さが特定できない音。(出典:デジタル大辞泉)

非楽音(ひがくおん)
意味:打楽器の音のように、振動の周期も強さも不規則であったり、音の高さが定まらなかったり、振動時間がきわめて短い音をいう語。(出典:大辞林 第三版)

不一致(ふいっち)
意味:ぴったり合わないこと。(出典:デジタル大辞泉)

耳障り(みみざわり)
意味:聞いて気にさわったり、不快に感じたりすること。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

不協和音の意味②「不調和な関係のたとえ。」

「不協和音」の2つ目の意味は「不調和な関係のたとえ。」です。

1の意味から派生して、人間関係などで協調されていない状態を指すようになりました。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・上層部での情報部と作戦部の不協和音など、彼らには関係なかった。(出典:賀東招二『フルメタル・パニック!05 終わるデイ・バイ・デイ(下)』)

・のちに多くの人が知るようになる攻撃陣と守備陣の間に存在した不協和音は、そのことによって生じたのだと西野は考えている。
(出典:金子達仁『28年目のハーフタイム』)

・わたしはゲイツヘッド・ホールの不協和音的存在であったのだ。
(出典:シャーロット・ブロンテ/大井浩二訳『ジェイン・エア(上)』よ)

・一個一個の収蔵品が好き勝手な自己主張をするために、耐えがたい不協和音が生まれている感じだった。
(出典:小川洋子『沈黙博物館』)

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類語

軋轢(あつれき)
意味:仲が悪くなること。(出典:デジタル大辞泉)

摩擦(まさつ)
意味:人間の社会関係で、二者の間に意見や感情の食い違いによって起こる、不一致・不和・抵抗・紛争など(出典:デジタル大辞泉)

仲違い(なかたがい)
意味:仲が悪くなること。(出典:デジタル大辞泉)

確執(かくしゅう)
意味:互いに自分の意見を強く主張して譲らないこと。また、そのために生じる不和。(出典:デジタル大辞泉)

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