一概とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

スポンサーリンク

一概

「一概には言えない」などのように使う「一概」という言葉。

「一概」は、音読みで「いちがい」と読みます。

「一概」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「一概」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

スポンサーリンク

一概の意味

「一概」には次の二つの意味があります。

1 おしなべて同一に扱うこと。すべてをひっくるめるさま。大概。
2 まったくそう思いこむこと。また、そのさま。自分の意志を立て通すこと。強情なこと。がんこなこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。

一概の意味①「おしなべて同一に扱うこと。すべてをひっくるめるさま。大概。」

「一概」の一つ目の意味は「おしなべて同一に扱うこと。すべてをひっくるめるさま。大概。」です。

「一概には言えない」というように打ち消しの言葉と一緒に使うことが多いです。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・もっとも原稿を書く量にもよることだから、一概には言えないだろう。 
(出典:福永武彦『第四随筆集 夢のように』)

・ということは役者にはよくありますから、一概には言い切れませんが。 
(出典:尾上松緑『松緑芸話』)

一概に云って了えば資本主義は今日技術と技術の正常な発達とを抑制している。 
(出典:戸坂潤『技術の哲学』)

・ただあの人にとつては、それが常に実践の足場として問題になつてゐるので、理論としての幼稚さが一概にさうも言へないのですね。
(出典:坂口安吾『吹雪物語』)

スポンサーリンク

類語

・大概(たいがい)
意味:物事の全部ではないが、その大部分。ほとんど。だいたい。たいてい。副詞的にも用いる。(出典:デジタル大辞泉)

・強ち(あながち)
意味:(あとに打消しの語を伴う)断定しきれない気持ちを表す。必ずしも。一概に。(出典:デジタル大辞林)

・満更(まんざら)
意味:(否定的な表現のあとにさらに打消しの語を伴って)否定的な意味合いをやわらげたり、むしろ逆に肯定したりする気持ちを表す。必ずしも。(出典:デジタル大辞林)

・必ずしも(かならずしも)
意味:(下に打ち消しの語を伴って)一部分はそうであっても、全部がそうではないという気持ちを表す。部分否定の意を示す語。いつでも。(出典:大辞林 第三版)

一概の意味②「まったくそう思いこむこと。また、そのさま。自分の意志を立て通すこと。強情なこと。がんこなこと。」

「一概」の2つ目の意味は「まったくそう思いこむこと。また、そのさま。自分の意志を立て通すこと。強情なこと。がんこなこと。」です。

新潟・石川・広島などで方言として使われています。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・あいつは一概者(いちがいもん)じゃけー。

スポンサーリンク

類語

・頑固(がんこ)
意味:かたくなで、なかなか自分の態度や考えを改めようとしないこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

・強情(ごうじょう)
意味:意地を張って、なかなか自分の考えを変えないこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

・一徹(いってつ)
意味:思いこんだことはひと筋に押し通すこと。かたくななこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

・一刻(いっこく)
意味:頑固でわがままなこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

タイトルとURLをコピーしました