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クッキーとは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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クッキー

「クッキーが残っている」などのように使う「クッキー」という言葉。

「クッキー」は、英語で「cookie」と表記します。

「クッキー」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「クッキー」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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クッキーの意味

「クッキー」には次の二つの意味があります。

1 ウェブサイトから送信され、ブラウザーを通じて利用者のコンピューターに一時的に保存される情報ファイルのこと。またはその仕組み。
2 小麦粉にバター・砂糖・卵・牛乳・香料などを加えて焼いた菓子。
(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味や使い方については下記の通りです。

クッキーの意味①「ウェブサイトから送信され、ブラウザーを通じて利用者のコンピューターに一時的に保存される情報ファイルのこと。またはその仕組み。」

「クッキー」の一つ目の意味は「ウェブサイトから送信され、ブラウザーを通じて利用者のコンピューターに一時的に保存される情報ファイルのこと。またはその仕組み。」です。

そのままアルファベットで「Cookie」または「cookie」と表記されることもあります。
言い換えると、コンピュータのハードディスク上に、ブラウザによって保管された履歴情報のことです。
これによって、そのウェブサイトにすでに訪れたかどうかなど、コンピュータが認識することができ、一度表示したことがあるサイトを素早く表示できたり、ログインの手間が省ける、インターネットショッピングでショッピングカートにいれた商品がそのまま残っている、などといった利便性があります。
この履歴情報を、そのサイトのサーバーが利用する場合と、第三者が利用する場合があります。
後者を「サードパーティ・クッキー」といい、Web広告の表示に利用されたりします。
自分の興味や嗜好にあった広告が表示されるのは、このためです。
どのようなサイトを訪れていて、どのような情報に興味があるか等を分析し、嗜好に適した広告が自動で表示されるようになっています。

小説などでの具体的な使い方は下記の通り。

使い方・例文

・モバイルに残されたクッキーが「ダチュラ」だったのもこれで納得できる!
(出典:宮谷シュンジ『絶望の世界 2希望の世界』)

・まさか生徒がそれに触るとは思わなかったので、パソコンのクッキーに記録してあったんです。
(出典:松岡圭祐『千里眼の教室』)

クッキーで記憶され、そこにあらかじめ書かれてる文字は。
(出典:宮谷シュンジ『絶望の世界 2希望の世界』)

Cookieの有効期限が切れるかユーザーが削除しない限り、記録し続けます。

・閲覧ユーザ毎にユニークなIDをCookieとして発行し、いつ・どこのサイトの・どのバナー広告を見たかを広告配信用ウェブサーバに記録する。

クッキーの意味②「小麦粉にバター・砂糖・卵・牛乳・香料などを加えて焼いた菓子。」

「クッキー」の二つ目の意味は「小麦粉にバター・砂糖・卵・牛乳・香料などを加えて焼いた菓子。」です。

オーブンで焼いて作る、小麦粉で作った焼き菓子のことです。
イギリスでは「ビスケット(biscuit)」といいます。
日本では、「クッキー」は一般的に「ビスケット」に比べて砂糖・バターの配合が多く、さっくりした食感のものをいう場合が多いです。

小説などでの具体的な使い方は下記の通り。

使い方・例文

・及川氏は、すぐ紅茶とクッキーをのせた盆を自分で持って、もどってきた。
(出典:広瀬正『マイナス・ゼロ』)

・しばらくして『チロリアン』と書かれた金属のクッキーの箱を持って戻ってきた。
(出典:乙一『夏と花火と私の死体』)

・テーブルの中央に置かれたのは、どうやら手作りクッキーだ。
(出典:有川浩『キケン』)

・町の小さな中華料理屋へ夕食を食べに行った折、食後にこのクッキーが出てきたのです。
(出典:原田宗典『旅の短篇集 春夏』)

・そのクッキーを一口食べるとバターの香りがした。
(出典:群ようこ『無印良女』)

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