エスプリとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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エスプリ

「エスプリが効いた返し」などのように使う「エスプリ」という言葉。

フランス語では「esprit」と表記します。

「エスプリ」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「エスプリ」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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エスプリの意味

「エスプリ」には次の二つの意味があります。

1 精神。精髄。
2 機敏な才気。機知。(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。

エスプリの意味①「精神。精髄。」

「エスプリ」の一つ目の意味は「精神。精髄。」です。

「エスプリ」は英語で言うところの「spirit(スピリット)」と同義の言葉で、上記以外の言葉で表すと「心」や「気構え」、「理念」などが挙げられます。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・芸術家のエスプリにあたるものが、ここでは集団意識の盛上りに外ならない
(出典:中井正一『現代美学の危機と映画理論』)

・ 自己にエスプリのある批評家になってこそ初めて、絵を見る力が具わるのである。 
(出典:藤島武二『画室の言葉』)

・ 詩はエスプリで考えることであると言われている。
(出典:西脇順三郎『PROFANUS』)

・新しい文学の精神、エスプリと云われるものがここにあります。
(出典:宮本百合子『獄中への手紙』)

類語

精神(せいしん)
意味:人間のこころ。また、その知的な働き。(出典:デジタル大辞泉)

ソウル
意味:霊魂。魂。心。(出典:デジタル大辞泉)

スピリット
意味:精神。霊。生気。(出典:デジタル大辞泉)

マインド
意味:心。精神。意識。(出典:デジタル大辞泉)

エスプリの意味②「機敏な才気。機知。」

「エスプリ」の二つ目の意味は「機敏な才気。機知。」です。

言い換えると「とっさに働く鋭い機転」や「人の意表を突くような巧妙な考え」などとなります。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・外国人はエスプリと良識が彼らにさずけた栄冠に文句をいうべきではない。 
(出典:カザノヴァ/田辺貞之助訳『カザノヴァ回想録 第二巻』)

・そして彼は、こういう作品の中に、エスプリをも十分にもりこんでいる。
(出典:ルナール/辻昶訳『にんじん』)

・アア、やっぱりフランスはエスプリの国なんだなあ、と妙に感心するじゃない? 
(出典:姫野カオルコ『禁欲のススメ』)

・しかし読むというにも沢山の違った仕方があるのであって、そして良く読むというには多くのエスプリが必要なのである。
(出典:三木清『書物の倫理』)

類語

・ 機知(きち)
意味:その場に応じて、とっさに適切な応対や発言ができるような鋭い才知。(出典:デジタル大辞泉)

ウイット
意味:気のきいた会話や文章などを生み出す才知。機知。とんち。(出典:デジタル大辞泉)

ユーモア
意味:人の心を和ませるようなおかしみ。上品で、笑いを誘うしゃれ。諧謔(かいぎゃく)。(出典:デジタル大辞泉)

才気(さいき)
意味:よく気がつき、巧みに物事を処理する知的能力。(出典:デジタル大辞泉)

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