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アンビバレントとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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アンビバレント

「アンビバレントな感情を持つ。」などのように使う「アンビバレント」という言葉。

英語では「ambivalent」と表記します。

「アンビバレント」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「アンビバレント」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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アンビバレントの意味

「アンビバレント」には次の意味があります。

・相反する意見を持つさま。また、相反する感情が同時に存在するさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)

「アンビバレント(ambivalent)」という語を分解してみると、「ambi=両方」「valent=valere(イタリア語)=強い」という意味から、「相反する」という意味を持つことが分かります。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・先にも触れたように、女とはそもそもがアンビバレントな矛盾を抱えている存在だ。
(出典:姫野友美『女はなぜ突然怒り出すのか?』)

・人の心の機知、あるいはアンビバレントな気持ちの両立を、察しきれない。
(出典:西尾維新『伝説シリーズ 1 悲鳴伝』)

・その一方で、もっと見たい、もっと知りたいという、アンビバレントな心の昻ぶりをおぼえてもいた。
(出典:片山恭一『雨の日のイルカたちは』)

アンビバレントな気持で、冷やかな視線を私に送って来たのは、だから、ちゃあんと理由があった。
(出典:田中康夫『昔みたい』)

・役人たちの心にあるアンビバレントな感情を言い表しているとも思った。
(出典:池上永一『テンペスト1 若夏の巻』)

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類語

・相反(そうはん)
意味:互いに反対であること。(出典:デジタル大辞泉)

・葛藤(かっとう)
意味:心の中に相反する動機・欲求・感情などが存在し、そのいずれをとるか迷うこと。(出典:デジタル大辞泉)

・ジレンマ(dilemma)
意味:二つの相反する事柄の板挟みになること。(出典:デジタル大辞泉)

・両義性(りょうぎせい)
意味:一つの事柄が相反する二つの意味を持っていること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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