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青筋を立てるとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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青筋を立てる

「いいかげんな態度に青筋を立てる」などのように使う「青筋を立てる」という言葉。

「青筋を立てる」は、「あおすじをたてる」と読みます。

「青筋を立てる」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「青筋を立てる」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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青筋を立てるの意味

「青筋を立てる」には次の意味があります。

顔に静脈を浮き出させる。はげしく怒ったり、興奮したりしているさまをいう。(出典:精選版 日本国語大辞典)

顔のこめかみ部分に血管が浮き出てしまうほどに激しく怒っている様子をたとえた言葉です。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

青筋を立てていた氷心斎も少し救われた気持ちで眞由子のそばに膝をつく。
(出典:松村栄子『雨にもまけず粗茶一服』)

・と脇で驚いた背広男に、兵士は文字通り顔に青筋を立てながら再び叫ぶ。
(出典:時雨沢恵一『リリアとトレイズV 私の王子様〈上〉』)

・こめかみに青筋を立てないから、代わりにコイツが立てているのではないか。
(出典:奥田英朗『イン・ザ・プール』)

・「そんなことは分かっております」アサーム評議長は青筋を立てていた。
(出典:水野良『ロードス島戦記 4 火竜山の魔竜(下)』)

・麗奈は興奮でこめかみに青筋を立てながら、こんどは安達に向かって言った。
(出典:吉村達也『ふたご』)

類語

激怒(げきど)
意味:はげしくおこること。また、はげしくおこらせること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

憤怒(ふんぬ)
意味:ひどく怒ること。(出典:デジタル大辞泉)

逆上(ぎゃくじょう)
意味:激しい怒りや悲しみなどのために、頭に血が上ること。分別をなくし取り乱すこと。(出典:デジタル大辞泉)

腸が煮え返る(はらわたがにえかえる)
意味:激しい怒りをこらえることができない。憤怒に堪えられないさまにいう。(出典:精選版 日本国語大辞典)

業腹(ごうはら)
意味:非常に腹が立つこと。しゃくにさわること。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

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