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唯物論とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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唯物論

「唯心論を唱える」などのように使う「唯物論」という言葉。

「唯物論」は、音読みで「ゆいぶつろん」と読みます。

「唯物論」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「唯物論」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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唯物論の意味

「唯物論」には次の意味があります。

世界の根本的原理ないし実在を物質とみなす立場をいい,唯心論に対する。(出典:百科事典マイペディア)

「唯物論」をわかりやすく言うと「精神よりも物質を重視する考え方」という意味になります。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・現代の唯物論は、プラトン思想の核である霊界思想と対立関係にあり、皮相な見方と言ってよいでしょう。
(出典:大川隆法『黄金の法』)

・エピクロスが説いた説いた教えは、万物は原子からなるというデモクリトス流の唯物論でした。
(出典:大川隆法『黄金の法』)

・アジタは、地・水・火・風のみを真の実在とする唯物論を唱えました。
(出典:大川隆法『黄金の法』)

・その友人は、心の奥底ではそうでないのに、頭は唯物論に支配されていた。
(出典:小杉英了『シュタイナー入門』)

唯物論は、死ねば何もかも終わりだという考え方で、現代にもかなり強くあります。
(出典:大川隆法『悟りの挑戦』下巻)

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類語


唯物(ゆいぶつ)
意味:すべての根源を物質と考え、精神の実在を否定すること。(出典:デジタル大辞泉)

唯物史観(ゆいぶつしかん)
意味:マルクス・エンゲルスが創始し、レーニンによって発展させられた社会観・歴史観。(出典:精選版 日本国語大辞典)

史的唯物論(してきゆいぶつろん)
意味:弁証法的唯物論を社会の現象全般にわたって適用し,その発展法則を明らかにすると称するもの。(出典:百科事典マイペディア)

弁証法的唯物論(べんしょうほうてきゆいぶつろん)
意味:ヘーゲル弁証法の観念論(イデア主義)的性格と,従来の俗流唯物論をともに批判して成立したとされる。(出典:百科事典マイペディア)

唯物的(ゆいぶつてき)
意味:精神の実在を否定して、物質の根源性、独自性のみを認める立場にあるさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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