舌禍とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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舌禍

「舌禍を招く」などのように使う「舌禍」という言葉。

「舌禍」は、音読みで「ぜっか」と読みます。

「舌禍」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「舌禍」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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舌禍の意味

「舌禍」には次の二つの意味があります。

1 演説、講演その他自分の発した言論が法律にふれたり社会一般の常識などに反していたり、また、他人を怒らせたりしたことなどによって受けるわざわい。
2 他人の悪口や中傷などによって受けるわざわい。讒言(ざんげん)のために受けるわざわい。(出典:精選版 日本国語大辞典)

意味は2つありますが、どちらも「自分の発言によって降りかかる災い」のことを指します。
社会人としてのモラルに反した発言や、他人を貶めるような悪口を言ったことで降りかかる災いのことです。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・私の無思慮な発言は、イタリアのみならず日本でも重大な舌禍を引き起こしていた。
(出典:田丸公美子『シモネッタのデカメロン イタリア的恋愛のススメ』)

・この中傷家は舌禍を招いて、奸婦ロサムンダとともに国を追われたのであった。
(出典:セルバンテス/荻内勝之訳『ペルシーレス(上)』)

・板垣はあとを星亨に渡したが、星は舌禍事件で入獄したため、さらに自由党は打撃を受けていた。
(出典:松本清張『象徴の設計 新装版』)

・女王様の舌禍で深夜にホストが怒鳴り込み、警察を呼ぶ騒ぎで始まった。
(出典:中村うさぎ『さすらいの女王』)

・私の舌禍がかわいく見えるほど王者の風格に溢れる天然舌禍の主。
(出典:田丸公美子『シモネッタのデカメロン イタリア的恋愛のススメ』)

類語

筆禍(ひっか)
意味:発表した著書・記事などが原因で官憲や社会から受ける制裁または処罰。(出典:デジタル大辞泉)

口は禍の元(くちはわざわいのもと)
意味:うっかり言ったことが災難を招くもとになる。(出典:ことわざを知る辞典)

舌は禍の根(したはわざわいのね)
意味:ことばは禍を招くもと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

災難(さいなん)
意味:思いがけず身にふりかかってくる不幸な出来事。(出典:デジタル大辞泉)

カエルは口ゆえ蛇に呑まるる(かえるはくちゆえへびにのまるる)
意味:黙っていればよいのに、つまらぬことを言ったために身を滅ぼすことのたとえ。(出典:デジタル大辞泉)

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