横行とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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横行

「詐欺が横行する」などのように使う「横行」という言葉。

「横行」は、音読みで「おうこう」と読みます。

「横行」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「横行」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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横行の意味

「横行」には次の二つの意味があります。

1 自由気ままに歩きまわること。
2 悪事がしきりに行われること。ほしいままに振る舞うこと。(出典:大辞林 第三版)

それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。

横行の意味①「自由気ままに歩きまわること。」

「横行」の一つ目の意味は「自由気ままに歩きまわること。」です。

「何かの制限を受けることなく、自由に移動すること」という意味です。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・太い太いステツキをついて都大路を肩で風を切つて横行闊歩したものだ。
(出典:出口王仁三郎『三鏡 『水鏡』『月鏡』『玉鏡』 kgm 2 20060303』)

・賊どもは、夜になって横行し、掠奪以って自ら給するのが業だと答えた。
(出典:唐木順三『無用者の系譜』)

・邸を横行する黒いものの形を確と見覚えて置かねばならん。
(出典:泉鏡花『紅玉』)

・こんなところにまで腹ふり党が横行しているとは由由しき事態だ。
(出典:町田康『パンク侍、斬られて候』)

類語

闊歩かっぽ
意味:大またで堂々と歩くこと。(出典:デジタル大辞泉)

徘徊はいかい
意味:あてもなく、うろうろと歩きまわること。(出典:デジタル大辞泉)

放浪ほうろう
意味:あてもなくさまよい歩くこと。さすらい。 (出典:大辞林 第三版)

ぶらつく
意味:目的もなく歩きまわる。徘徊する。 (出典:大辞林 第三版)

横行の意味②「悪事がしきりに行われること。ほしいままに振る舞うこと。」

「横行」の二つ目の意味は「悪事がしきりに行われること。ほしいままに振る舞うこと。」です。

「制限されたり罰されたりすることなく、悪がはびこっている状態」を言います。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・統治下のどさくさで横行していたかつてのいけない商売が擡頭していた。
(出典:池上永一『レキオス』)

・地上げの暴力団が横行した一九八〇年代後半の日本のようなものである。
(出典:橋本治『二十世紀(上)』)

・あの暗殺の横行するラテン諸国には霧の日がなくてしあわせだと思うよ。
(出典:ドイル/延原謙訳『シャーロック・ホームズの最後の挨拶』)

・終戦直後ほどではないにしても、いまでも買い出し部隊は相当横行しているらしい。
(出典:横溝正史『金田一耕助ファイル08 迷路荘の惨劇 v0.9』)

類語

跳梁跋扈ちょうりょうばっこ
意味:悪人など好ましくない者がわがもの顔にのさばりはびこること。(出典:大辞林 第三版)

跳梁ちょうりょう
意味:反徒悪人などが勢力を伸ばし、好き放題なふるまいをすること。 (出典:大辞林 第三版)

蔓延るはびこる
意味:よくないものの勢いが盛んになって広まる。(出典:デジタル大辞泉)

巣くうすくう
意味:害になるものが集まってそこを根城にする。(出典:大辞林 第三版)

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